ファッションとサステナビリティ

2020年、ノルケインがインディペンデンス 20の限定モデルにケニッシムーブメントを搭載したとき、211人のHodinkee読者をはじめ、人々は熱狂しました。ETAとセリタが長いあいだこの分野を支配してきましたが、ここにケニッシが登場し、より耐久性が高くより正確で、長いパワーリザーブを持ち、ブランドによるカスタマイズ性が高いとされるムーブメントが誕生したのです。ベル＆ロスがこの象徴的なラインの時計で離反者のリストに加わったことは、こういった話題が好きな人にとっては大きなことです。

BR-X5はラバーストラップが85万8000円、スティールブレスレットが92万4000円（ともに税込）で、ブレスレットで60万円強で販売されているBR-05より高価です。価格の差は、品質の違いを物語っていると思いたいところで、 両モデルを実際に手に取って確かめるのが楽しみです。

ベルロススーパーコピー 時計 BR03－92 MA-1 世界限定999本 BR03-92-KAO-CE/SCA

アメリカ空軍のフライトジャケットのMA-1に着想を得た世界999本限定【BR03-92 MA-1】｡
縦・横42mmのスクエアケースには、MA-1と同色のカーキ色のセラミックを使用します。
文字盤は2層式のサンドイッチ構造が採用され、上側の文字盤のインデックス部分がカットされており、そこから下側のオレンジカラーのスーパールミノバが発光します。
MA-1のフライトジャケットと同様にストラップもリバーシブルとなっており、シンセティックファブリックカーキまたはオレンジカーフでお使い頂けます。

そして、見た目がどうなのかというのは大きな問題。アイスブルーは、少なくとも私にとってはきれいな色です。ボディビルダーが水色のサテンのタンクトップとショートパンツを着ているようなもの。でも、そうはいっても、ボディビルダーが身につければ、カッコよく見えるかもしれません。この時計はボリュームがあるので、パステルカラーは必ずしも期待される雰囲気ではありません。しかし、この組み合わせは面白いと思います。

他の見た目については、サークル・イン・スクエアが好きか、そうでないかのどちらかでしょう。私は手首が小さく、アビエーションにはあまり興味がないので、この点が私の意見に影響しています。個人的には、BR-05のアラビア数字を懐かしく思います。日付窓については、昨日と明日の日付を知る必要はないと思ってしまう。パワーリザーブ表示は、つけていないあいだに残量が減ってしまうガスゲージのようなもので、悩ましいところです。パワーリザーブを文字盤に表示するかケースバックに表示するかについては、永遠の論争が繰り広げられています。私はまだどちらかを選んだことがありません。しかし、ベル&ロスがこの時計の（そしてケニッシムーブメントの）3日間パワーリザーブに注目させようとするならば、これは間違いなくそれを視覚的に表現した方法であり、腕から外している時間が長ければいつでも巻き上げるよう促してくれるものです。

もし私がベル＆ロスを買うとしたら、写真だけで、もっとベーシックで安いもの、例えばブルースティールのかわいくて丈夫なBR-05を買うと思います。しかし、この新モデルは、そうでないことを納得させるに十分な魅力を備えています。実際の生活では、アイスブルーの文字盤が気分を高揚させ、癒してくれる可能性は十分にあるし、今日の日付だけでなく、昨日と明日の日付がひと目でわかるのは便利だし、楽しいと思う。暗い夜にはスーパールミノバの輝きに安心感を覚え、手首を回転させてリューズのアンパサンド（&）を眺めるのも楽しい。

最後に、私はもう一度、私の古いピンク色の宝石がセットされたベゼルのウブロ　ビッグ・バン トゥッティ・フルッティについて触れざるを得なくなりました。写真で見るととんでもないことになるし、実際に見てもそうなのですが、実生活ではとても気に入っています。私が言いたいのは、身につけるまではどんなものなのかわからないということで、この時計はその時計よりもずっと威圧感がないわけです。